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imclose

イメージにモルフォロジー クロージングを行う

説明

J= imclose(I,SE)は、グレースケールまたはバイナリ イメージI上でモルフォロジー クロージングを行い、クロージングされたイメージJを返します。SEは関数strelまたはoffsetstrelで返される単一の構造化要素オブジェクトです。モルフォロジー クロージングは、膨張の後に収縮を行います。両方の操作に対して、同じ構造化要素を使用します。

J= imclose(I,nhood)は、イメージIをクロージング処理します。ここで、nhoodは、構造化要素近傍を指定する01から構成される行列です。関数imcloseは、floor((size(nhood)+1)/2)で近傍の中心要素を決定します。

この構文は、imclose(I,strel(nhood))と等価です。

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バイナリ イメージをワークスペースに読み取って表示します。

originalBW = imread('circles.png'); imshow(originalBW);

Figure contains an axes. The axes contains an object of type image.

円板型の構造化要素を作成します。円板型の構造化要素を使用して、オブジェクトの円の性質を保護します。大きな隙間を塗りつぶせるように、10 ピクセルの半径を指定します。

se = strel('disk',10);

イメージ上でモルフォロジー クロージングを行います。

closeBW = imclose(originalBW,se); figure, imshow(closeBW)

Figure contains an axes. The axes contains an object of type image.

入力引数

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入力イメージ。任意の次元のグレースケール イメージまたはバイナリ イメージとして指定します。

データ型:single|double|int8|int16|int32|uint8|uint16|uint32|logical

構造化要素。単一のstrelオブジェクトまたはoffsetstrelのオブジェクトとして指定します。イメージIがデータ型logicalである場合、構造化要素はフラットでなければなりません。

構造化要素近傍。01から成る行列として指定します。

例:[0 1 0; 1 1 1; 0 1 0]

出力引数

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クロージングされたイメージ。グレースケール イメージまたはバイナリ イメージとして返されます。Jは入力イメージIと同じクラスです。

互換性の考慮事項

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R2017a での動作変更

拡張機能

参考

関数

オブジェクト

R2006a より前に導入