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入力テスト ケース用データの読み込み

大部分の入力テスト ケースについては、時間点の数を最小限に抑えるようにします。読み込む信号データには、ランプと不連続点が含まれています。

テスト ケースのインポートのガイドライン

通常テスト ケースのデータをインポートするときは、時間点の数を最小限に抑えたいと考えます。テスト データは、信号データの不連続点に注目します。

  • ランプとステップのある信号を作成する。言い換えると、信号に 1 つ以上の不連続点があります。

  • できる限り少ない点で信号を作成する。

  • 指定された不連続点で Simulink®ソルバーを実行させる。

この信号を Simulink にインポートするために、From WorkspaceFrom File、またはSignal Editorブロックを使用します。これらはすべてゼロクロッシング検出をサポートしています。

次のタイプのデータを読み込むことができます。

  • Simulink.SimulationData.Dataset

  • 配列

  • Simulink.SimulationData.Signal

  • 構造体

  • すべての入力端子のデータを含む構造体配列 (Signal Editorブロックではサポートなし)

  • 空の行列 — データ値を作成せずに、グラウンド値を使用する端子に対して空の行列を使用します。

  • 時間式 (Signal Editorブロックではサポートなし)

時間ベクトルと信号値を指定しますが、出力の形状がジャンプする点にのみタイム ステップを指定します。時間ベクトルの指定の詳細については、時間データの指定を参照してください。

MATLAB®時間式を除いては、入力データの形式で説明されている任意の入力データ形式を使用します。

テスト ケース データの例

テスト ケース データの例を以下に示します。

次の 2 つの例では、このテスト ケース データを使用しています。

テスト ケースでの From Workspace ブロックの使用

  1. モデルex_data_import_test_case_from_workspaceを開きます。

  2. ゼロクロッシング検出を有効にします。From Workspaceブロックのダイアログ ボックスで、[ゼロクロッシング検出を有効にする]を選択します。ゼロクロッシング検出によって不連続点を正確にキャプチャできます。

  3. テスト ケースの信号構造体を作成する。それぞれの不連続点で、時間ベクトルに重複エントリを入力します。これによりゼロクロッシングが生成され、変数ステップ ソルバーがこの正確な時間でタイム ステップを取ります。詳細については、From Workspace ブロックを使用したデータの読み込みを参照してください。

    テスト ケースを表すvar構造体を設定します。

    var.time = [0 1 1 5 5 8 8 10]; var.signals.values = [0 0 2 2 2 3 3 3]'; var.signals.dimensions = 1;
  4. テスト ケースの構造体をインポートするには、From Workspace ブロックのダイアログ ボックスの[データ]パラメーターでvarを指定します。

  5. モデルのシミュレーションを実行します。Scope ブロックにはテスト ケース データが反映されます。

テスト ケースでの Signal Editor ブロックの使用

以下の場合には、From Workspace ブロックを使用せずにSignal Editorブロックを使用できます。

  • 信号を対話的に作成

  • 信号を MAT ファイルからインポート

  1. Signal Editorブロック、Gain、およびScopeブロックを含むモデルを作成します。

  2. 構造体を作成し、それを MAT ファイルに保存する:

    场景= Simulin金宝appk.SimulationData.Dataset;时间= [0 1 1 5 5 8 8 10]; data = [0 0 2 2 2 3 3 3]'; scenario{1} = timeseries(data,time); scenario{1}.Name ='var'; savevar.matscenario
  3. Signal EditorブロックをダブルクリックしてSignal Editorのダイアログ ボックスを開きます。

  4. [ファイル名] パラメーターに「var.mat」と入力します。

  5. [アクティブなシナリオ]パラメーターで[シナリオ]を選択します。[OK]をクリックします。

    Scopeブロックの表示に MAT ファイルからのテスト ケースのデータが反映されます。

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