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モデルメトリクスデータを収集してモデルの設計のステータスと品質を評価するには,メトリクスダッシュボードを使用します。メトリクスダッシュボードには,モデルのサイズ,アーキテクチャおよびガイドラインへの準拠性が表示されます。
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モデルの最上位レベルに戻ります。
[アプリ]タブで,[メトリクスダッシュボード]をクリックしてメトリクスダッシュボードを開きます。
このモデルのメトリクスデータを収集するには,[すべてのメトリクス]アイコンをクリックします。
メトリクスダッシュボードにはウィジェットが含まれており,サイズ,モデリングガイドラインの準拠,アーキテクチャの各カテゴリのメトリクスデータが可視化されます。一部のウィジェットには,既定でメトリクスのしきい値が含まれています。これらの値は,メトリクスデータが準拠か(ウィジェットに緑で表示されます),または警告が発生しているか(ウィジェットに黄色で表示されます)を指定します。しきい値をもたないメトリクスは青で表示されます。非準拠範囲を指定したり,しきい値を変更したりするための関数とクラスが用意されています。
ダッシュボードの[アーキテクチャ]セクションで,[モデルの複雑度)ウィジェットを見つけます。ツールヒントを表示するには,それぞれの縦棒の上にマウスをポイントします。このウィジェットは,モデルの階層構造内のコンポーネントをまたがった複雑度の分布を視覚的に表現したものです。複雑度の範囲ごとに,色分けされたバーが,その範囲に含まれるコンポーネントの数を示します。緑色が濃いほどコンポーネント数が多いことを示します。この場合は,循環的複雑度の値をもつ複数のコンポーネントが最も低い範囲に入っていて,1つだけ複雑度の高いコンポーネントがあります。このコンポーネントの循環的複雑度は30を超えています。循環的複雑度が30を超えるコンポーネントは警告を返します。詳細については,圈复杂度度量を参照してください。
メトリクスデータを詳細に確認するには,個々のメトリクスウィジェットをクリックします。選択したメトリクスに関して,モデルのコンポーネントレベルの値,集計値および測定値(該当する場合)がテーブルに表示されます。ダッシュボードのこのテーブルから,データソースへのトレーサビリティとハイパーリンクを使用して,詳細な結果を確認できます。
モデル,サブシステムおよびチャートレベルでモデルの複雑度の詳細を解析するには,[モデルの複雑度)ウィジェット内のバーをクリックします。この例では,control_logic
チャートの循環的複雑度の値は51であり,警告範囲内であるため黄色となっています。
このコンポーネントをモデルで確認するには,control_logic
ハイパーリンクをクリックします。
ダッシュボードを使用して,品質標準を満たすためにどのコンポーネントを変更すべきかを決定した後,モデルをリファクタリングできます。たとえば,ロジックを原子サブチャートに移動してそのコンポーネントの複雑度を低減することで,control_logic
チャートをリファクタリングできます。
次に,[モデリングガイドラインの準拠]ウィジェットを使用して高信頼性モデルアドバイザーチェックに関連する問題を修正します。