sliceViewer
イメージ スライスの参照
説明
sliceViewer
オブジェクトは、グレースケール ボリュームと RGB ボリュームの個々のスライスを表示します。スライダーを使用することで、どのスライスを表示するかを制御できます。
sliceViewer
オブジェクトを開くと、sliceDirection
で指定された方向のスタックにある中央のイメージが表示されます。スライダーを使用してボリューム内を移動し、個々のスライスを表示します。
sliceViewer
オブジェクトは、その外観と動作のカスタマイズに使用できるプロパティ、オブジェクト関数、およびイベントをサポートしています。sliceViewer
オブジェクトは、スライダーの移動などの特定のイベントが発生したときに通知を送信できます。詳細については、イベントを参照してください。
メモ
既定では、表示されたスライス内でマウスをクリック アンド ドラッグすると、明度とコントラストが対話的に変化します。"ウィンドウ/レベル"と呼ばれる手法です。マウスを左から右に横方向にドラッグするとコントラストが変わります。マウスを上下に縦方向にドラッグすると明度が変わります。Ctrlキーを押しながらマウスをクリック アンド ドラッグすると、変化の速度が速くなります。Shiftキーを押しながらマウスをクリック アンド ドラッグすると、変化の速度が遅くなります。これらのキーはクリック アンド ドラッグする前に押してください。この動作を制御するには、DisplayRangeInteractionプロパティを使用します。
作成
説明
sliceViewer(
は、Figure にグレースケール ボリュームまたは RGB ボリュームV
)V
を表示します。Figure にはスライダーが含まれていて、このスライダーを使用してボリュームの個々のスライスを表示できます。
sliceViewer(___,
は、名前と値のペアの引数を使用してプロパティを設定します。複数の名前と値のペアを指定できます。各プロパティ名を一重引用符で囲みます。Name,Value
)
例:sliceViewer(V,'Colormap',cmap)
は、sliceViewer
オブジェクトを作成し、ボリュームの表示に使用するカラーマップを指定します。
sv = sliceViewer(___)
は、ボリュームの可視化を制御するために使用できるプロパティを持つsliceViewer
オブジェクトsv
を返します。前のいずれかの構文の入力引数を使用します。
入力引数
プロパティ
オブジェクト関数
addlistener |
イベント ソースにバインドされたイベント リスナーの作成 |
getAxesHandle |
スライス ビューアーの座標軸のハンドルの取得 |