コースの詳細

この2日間のコースは、コードの正しさの検証、ソフトウェア品質基準の改善、製品品質の管理のために、Polyspace®Code Prover™ の使い方を学びます。このコースは、組み込みシステム向けのソフトウェア、モデルを設計開発するエンジニアを対象としています。

  • 検証プロジェクトの作成
  • 検証結果のレビューと理解
  • ターゲットの実行環境のエミュレート
  • 不足している関数およびデータの取り扱い
  • 証明されていないコードの管理 (Polyspace 製品ではオレンジ色で表示)
  • MISRA-C®ルールの適用
  • 解析結果のレポート生成

1日目


Polyspace®のワークフローの概要

目的:簡単な例題を用いて、 Bug Finder と Code Prover の使用方法を体験します。

  • コード検証ワークフロー
  • Bug Finder 解析の実行
  • Code Prover 検証の実行
  • ソフトウェアの問題の解析と修正

Polyspace®Bug Finder™ 解析

目的:ANSI Cに準拠していないコードの対応方法と、 Bug Finder によって、欠陥の発見と修正、コーディングルールに逸脱していないかを解析します。

  • Polyspace®プロジェクトの作成
  • 一般的なランタイム環境のアーティファクト
  • プロセッサ固有のコードの処理
  • ターゲット ハードウェア情報の設定
  • Polyspace®Bug Finder™ での欠陥の解析
  • MISRA C®ルール違反の解析
  • テンプレート プロジェクト

Polyspace®Code Prover™ 検証結果の解析

目的:Polyspace Code Prover の検証結果の解釈方法を習得します。

  • 抽象解釈の概要
  • 呼び出しツリーの解析
  • ソース コード内の移動
  • Polyspace®Code Prover™ 検証結果の解釈
  • ソースコードでのグローバル変数の使用法の表示

コード検証チェック

目的:Polyspace Code Prover を使用して、実行時エラーのチェックを行います。

  • C ソース コード チェックの概要
  • Polyspace®Code Prover™ 実行時エラーのチェック
  • 関連する検証オプション

2日目


Polyspace®Code Prover™ 検証と結果の管理

目的:多くの未証明チェックを含む検証結果の対応方法を習得します。

  • Code Prover 検証ワークフロー
  • プログラム実行順序の制御
  • オレンジの実行時エラー チェックの優先順位の設定

Polyspace®Code Prover™ 検証への精度の追加

目的:一部が欠落しているコードを Polyspace Code Prover がどのように解析するかを習得し、十分な解析のために、検証結果にどのような影響を与えるかを学びます。

  • ロバスト性検証とコンテキスト依存検証
  • 自動スタブ
  • データ範囲指定
  • 手動スタブ

統合解析

目的:コードの複雑度が大きい場合の検証方法を習得します。

  • コンテキスト依存検証
  • 新しいモジュールの作成
  • 統合欠陥と実行時エラーの検出

ソフトウェア品質の測定とレポート

目的:Polyspace Metricsを使用して、検証結果の収集と共有を行い、検証結果レポートを生成します。

  • 検証結果の共有
  • Polyspace®Metrics インターフェイスの解釈
  • ソフトウェア品質目標
  • データのアップロードとダウンロード
  • ドキュメンテーションの作成

レベル:中級

必要条件:

  • C /C++ 言語でのプログラミング経験をお持ちの方。

期間:2 日間

言語:English, 日本語, 한국어, 中文

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