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pidtuneOptions
pidtune
コマンドのオプションの定義
構文
opt = pidtuneOptions
opt = pidtuneOptions(Name,Value)
説明
は、opt
= pidtuneOptionspidtune
コマンドのための既定のオプション セットを返します。
は、1 つ以上のopt
= pidtuneOptions(Name,Value
)Name,Value
ペア引数により指定されるオプションをもつオプション セットを作成します。
入力引数
名前と値の引数
オプションのName,Value
の引数ペアをコンマ区切りで指定します。ここで、Name
は引数名で、Value
は対応する値です。Name
は引用符で囲まなければなりません。Name1,Value1,...,NameN,ValueN
のように、複数の名前と値のペア引数を任意の順序で指定できます。
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ターゲットとする位相余裕 (度単位)。 既定値:60 |
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設計で優先される閉ループの性能目的。指定されたターゲット位相余裕に対して、
調整可能なパラメーターがシステム内に多く存在すればするほど、ロバスト性を失わずに PID アルゴリズムが目的の設計フォーカスを実現できる可能性は高まります。たとえば、設計フォーカスの設定は、P または PI コントローラーよりも PID コントローラーに対して行う方がより高い効果を期待できます。すべての場合において、システムの性能をどの程度まで微調整できるかは、プラントの特性に強く左右されます。 このオプションの効果を示す例は、設定値追従と外乱の抑制のいずれかを優先するための PID コントローラーの調整 (コマンド ライン)を参照してください。 既定値: |
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プラント内の不安定な極の数。プラントが 不安定な極とは、以下のような範囲にある極です。
プラント内の純積分器 (s = 0) または (|z| > 1) は、 既定値:0 |
出力引数
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例
PIDF コントローラーを 45 度のターゲット位相余裕で調整し、性能については外乱の抑制を優先します。
sys = tf(1,[1 3 3 1]); opts = pidtuneOptions(“PhaseMargin”45岁的'DesignFocus','disturbance-rejection'); [C,info] = pidtune(sys,'pid',opts);