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累積カバレッジ データ

[コンフィギュレーション パラメーター] ダイアログ ボックスの[カバレッジ]ペインで、[...]をクリックして[詳細設定パラメーター]を開きます。[累積データ収集を有効にする][ワークスペース変数の累積結果を保存]を選択すると、各シミュレーションが終了するたびにカバレッジの現在の結果に新しい結果が反映されます。ただし、シミュレーション間でモデルまたはブロックの設定を変更し、以前のシミュレーションの設定と互換性がなくなり、カバレッジ ポイントの種類や数に影響が生じた場合、累積カバレッジ データはリセットされます。

保存したデータから実行結果を復元すると、保存されている結果が次の累積レポートに反映されます。保存されている値を復元した時点で実行結果が存在する場合、既存の値が上書きされます。

1 つを超えるシミュレーションのレポートを生成すると、真理値表とルックアップ テーブル マップに対するカバレッジは、レポートされているすべての実行の合計カバレッジに基づいて表示されます。累積レポートでは、この情報には累積結果が保存されたすべてのシミュレーションが含まれています。累積結果の管理の詳細については、結果エクスプローラーを使用したモデル カバレッジ結果のアクセス、管理および累積を参照してください。

累積カバレッジ結果を MATLAB®セッション間で維持することができます。累積結果を復元するには、cvloadパラメーターRESTORETOTAL1でなければなりません。セッションの終了時にcvsaveを使用すると、結果がファイルに保存されます。次のセッションの開始時に、cvloadを使用すると結果が読み込まれます。

cvsaveとモデル名引数を使用してカバレッジ結果をファイルに保存すると、累積実行結果もファイルに保存されます。cvloadを使用してこのファイルをカバレッジ ツールに読み込むと、ファイルから実行結果を復元するかどうか選択できるようになります。

また、コマンド ラインで次のように+演算子を使用して累積カバレッジ結果を計算することもできます。

covdata1 = cvsim(test1); covdata2 = cvsim(test2); cvhtml('cumulative_report', covdata1 + covdata2);