エラー処理
Web サービス使用の考慮事項
Web サービスに依存する MATLAB®ファイルを作成する際には、以下を考慮します。
サーバーからタイムアウト エラーが発生します。MATLAB コマンドを繰り返します。
インターネットのパフォーマンスによりアプリケーションのパフォーマンスが予測不能になることがあります。
サービスの規則および確立した手順、WSDL、SOAP などの関連テクノロジーは現在も進化を続けています。Web サービスを使用するときは矛盾や予期しない動作を検出することがあります。
サービスは時間と共に変化することがあり、そのため MATLAB の使用や結果に影響が出る場合があります。
サーバーから他の回復不能なエラーが発生します。
try/catch
ステートメントを使用したエラーの処理
メソッド呼び出しや関数matlab.wsdl.createWSDLClient
から生じたエラーをキャッチするためにtry/catch
ステートメントで関数error
を使用します。
WSDL ドキュメントのローカル コピーの使用
ローカル コピーを作成し、URL のバージョンの代わりにそれを使用すると、パフォーマンスを向上させることができます。
wsdlURL =...['http://basemap.nationalmap.gov/arcgis/services/USGSImageryOnly/MapServer?wsdl']; wsdlFile ='USGSImageryOnly_MapServer';if~exist(wsdlFile,'file') websave(wsdlFile, wsdlURL)end
URL からデータに即座にアクセスする必要がない場合、この方法を使用します。
サービスへのアクセス時のJavaエラー
生成されたクライアント コードを使用して MATLAB からサービスにアクセスすると、次の場合に Java®エラーが発生することがあります。
サービスの WSDL が変わったにもかかわらず同じ MATLAB セッションで同じサービスに再度
matlabl.wsdl.createWSDLClient
を実行した場合。再生成されたコードを使用してサービスにアクセスしようとした場合。
これらのエラーが発生しやすいのは、matlabl.wsdl.createWSDLClient
への連続呼び出しの間にサービスを変更した場合です。
既にアクセスしたサービスを変更するか、または別の場所にクラス ファイルを生成する場合は、MATLAB を再起動します。
匿名型サポートなし
匿名の XML 型は、他の型に組み込まれている無名型のことです。