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サンプル時間の指定

サンプル時間の指定

金宝app®では,ブロックサンプル時間を数値として直接指定するか,サンプル時間ベクトルを定義することでシンボリックに指定できます。離散サンプル時間の場合,ベクトルは[T年代To]になります。ここで,T年代はサンプリング周期で,Toは初期時間のオフセットを表します。たとえば,出力を2秒ごとに生成する離散モデルがあるとします。時間の基本単位が秒である場合は,2の数値をSampleTimeパラメーターに指定することで,離散サンプル時間を直接設定できます。オフセット値はゼロなので指定する必要はありませんが,[サンプル時間]フィールドに[2、0]を入力できます。

非離散ブロックの場合,ベクトルのコンポーネントはサンプル時間のタイプのタイプのいずれかを表すシンボリック値になります。次の表は,これらのタイプおよび対応するサンプル時間値をまとめています。また,各サンプル時間のタイプの明示的な性質を定義し,関連付けられている色と注釈も示しています。“継承サンプル時間”は明示的であるので,(1,0)または-1として指定できます。一方,トリガーされるサンプル時間は暗黙的であるため,金宝app仿真软件のみが[1]のサンプル時間を割り当てることができます(色と注釈の詳細は,サンプル時間情報の表示を参照)。

サンプル時間情報の指定

サンプル時間のタイプ サンプル時間 注釈 明示的
離散 [T年代To スピードの降順:赤,緑,青,薄い青,濃い緑,オレンジ d1, d2, d3, d4, d5, d6, d7,…迪 はい
連続 (0,0) はい
マイナーステップに固定 [0, 1] グレー 鱼翅 はい
継承 (1,0) N/A N/A はい
定数 (正无穷,0) マゼンタ はい
変数 [2, T签证官 茶色 V1 V2…Vi いいえ
制御可能 [base, -2i], i = 0, 1, 2,… 茶色 Ctrl1 Ctrl2 Ctrl3 ....Ctrli あり
ハイブリッド N/A 黄色 N/A いいえ
トリガー 来源:D1,ソース:D2,…ソース:Di シアン T1, T2,…… いいえ
非同期 (1, n) A1 A2…Ai いいえ
データフロー N/A 薄紫 N/A いいえ

各ブロックに割り当てられる色は,モデル内の他のサンプル時間と相対的なサンプル時間によって異なります。これは,同じサンプル時間が親モデルとそれが参照するモデルで異なる色に割り当てられることを意味します(モデル参照を参照してください)。

たとえば,モデルが3つのサンプル時間,123.を定義すると仮定します。さらに,23.の2つのサンプル時間を定義するモデルを参照すると仮定します。この場合,サンプルレート2で動作するブロックは,親モデルで緑色で表され,参照されるモデルでは赤で表されます。

Muxブロックと多路分配器ブロックが,単にグループ化のオペレーターであることに注意してください。これらのブロックを通る信号は,そのタイミング情報を保持します。このため,多路分配器ブロックから出るラインは,異なるサンプル時間をもつソースで駆動されている場合,別の色になります。この場合,Muxブロックおよび多路分配器ブロックは,ハイブリッド(黄)色として色付けされ,複数レートの信号を扱うことを示します。

同様に,異なるサンプル時間をもつブロックを含むサブシステムブロックもハイブリッドとして色付けされます。つまり,これに関連付けられたレートがないためです。サブシステム内のすべてのブロックが1つのレートで実行された場合,そのレートに応じてサブシステムブロックが色付けされます。

この表の明示的なサンプル時間値を使用すると,ブロックベースまたは端子ベースのサンプル時間を対話形式またはプログラムで指定できます。

次のモデルex_specify_sample_timeは,この節の参照として使用されます。

ex_specify_sample_time

この例では,入力正弦波信号のサンプル時間を0.1に設定します。目標は,0.2の出力サンプル時間を達成することにあります。率转换ブロックは,ゼロ次ホールドとして機能します。サンプル時間を設定し、モデルをシミュレートした後のブロック線図を次の図に示します (色と注釈は、これが離散モデルであることを示しています)。

サンプル時間設定後のex_specify_sample_time

対話形式によるブロックベースのサンプル時間の指定

ブロックのサンプル時間を対話形式で設定するには,以下のようにします。

  1. 金宝app仿真软件モデルウィンドウで,ブロックをダブルクリックします。ブロックのパラメーターダイアログボックスが開きます。

  2. [サンプル時間]フィールドにサンプル時間を入力します。

  3. (好的)をクリックします。

次の図は,[サンプル時間]フィールドに0.1を入力した後の正弦波ブロックのパラメーターダイアログボックスを示しています。

モデル全体のブロックベースのサンプル時間を指定して検査するには,モデルデータエディター([モデル化)タブで[モデルデータエディター]をクリック)の使用を検討してください。[入力端子/出力端子][信号][データストア]タブで,[ビューの変更)ドロップダウンリストを[設計]に設定して(样品时间)列を使用します。モデルデータエディターの詳細については,モデルデータエディターを使用したデータプロパティの設定を参照してください。

対話形式による端子ベースのサンプル時間の指定

率转换ブロックには端子ベースのサンプル時間が含まれています。出力端子のサンプル時間は次の手順を実行することで対話形式で設定できます。

  1. 率转换ブロックをダブルクリックします。パラメーターダイアログボックスが開きます。

  2. (出力端子のサンプル時間オプション]のドロップダウンメニューの選択は[指定]のままにします。

  3. (出力端子のサンプル時間]フィールドの-10.2に置き換えます。

  4. (好的)をクリックします。

率过渡パラメーターダイアログボックスのサンプル時間オプションの詳細については,率转换のリファレンスページを参照してください。

プログラムによるブロックベースのサンプル時間の指定

ブロックサンプル時間をプログラムで設定するには,set_paramコマンドを使用して,SampleTimeパラメーターを希望のサンプル時間に設定します。Specify_Sample_Time“たとえばモデルの获得ブロックのサンプル時間を継承(-1)に設定するには,次のコマンドを入力します。

set_param(“Specify_Sample_Time /获得”、“SampleTime”,“(1,0)”)

対話形式による指定と同様に,2番目のベクトル成分がゼロの場合には,最初の成分のみを入力できます。

set_param(“Specify_Sample_Time /获得”、“SampleTime”,“1”)

プログラムによる端子ベースのサンプル時間の指定

率转换ブロックの出力端子サンプル時間を0.2に設定するには,set_paramコマンドを使って,OutPortSampleTimeパラメーターを指定します。

set_param(“Specify_Sample_Time /速度过渡”,…“OutPortSampleTime”、“0.2”)

プログラムによるサンプル時間情報へのアクセス

モデルに関連付けられているすべてのサンプル時間にアクセスするには,API金宝appSimulink.BlockDiagram.getSampleTimesを使用します。

1つのブロックのサンプル時間にアクセスするには,API金宝appSimulink.Block.getSampleTimesを使用します。

カスタムブロックのサンプル時間の指定

カスタムブロックを設計し,入力端子と出力端子を異なるサンプル時間レートで動作させることができます。s函数に対してブロックベースおよび端子ベースのサンプル時間を指定する方法の詳細は,指定s函数的采样时间を参照してください。

サンプル時間単位の決定

金宝app仿真软件モデルの実行は特定の単位セットに依存しないので,アプリケーションに適した時間の基本単位を決定し,それに応じてサンプル時間値を設定しなければなりません。たとえば,時間の基本単位が秒である場合は,サンプル時間を0.5に設定することで,0.5秒のサンプル時間を表します。

シミュレーション開始時間後のサンプル時間の変更

シミュレーションの開始後にサンプル時間を変更するには,シミュレーションを停止し,SampleTimeパラメーターをリセットしてから実行を再開しなければなりません。

参考

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