サンプル時間とは

ブロックのサンプル時間とは,シミュレーション中にブロックが出力を生成する時期,そして必要に応じてその内部状態を更新する時期を示すパラメーターです。内部状態は,ログが作成される連続状態や離散状態などを含みます。

多くのエンジニアリングアプリケーションでは,ブロックの実行レートを制御する必要があります。一般的に,金宝app仿真软件ではブロックダイアログまたはコマンドラインでSampleTimeパラメーターを明示的に指定できるようにすることで,この機能を提供しています。SampleTimeパラメーターをもたないブロックは,暗黙的なサンプル時間をもっています。暗黙的なサンプル時間を指定することはできません。このサンプル時間は,システム内のブロックのコンテキストに基づいて仿金宝app真软件によって決定されます。积分器ブロックは暗黙的なサンプル時間をもつブロックの例です。そのサンプル時間は仿金宝app真软件によって自動的に0に設定されます。

サンプル時間は端子ベースにもブロックベースにもできます。ブロックベースのサンプル時間では、ブロックのすべての入力と出力は同じレートで実行されます。端子ベースのサンプル時間では、入力と出力は異なるレートで実行できます。実行レートについての詳細は、サンプル時間のタイプを参照してください。

参考

サンプル時間の指定|サンプル時間のタイプ|システム内のサンプル時間|サブシステム内のサンプル時間