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確率分布関数

対話による密度および分布のプロット

説明

確率分布関数ユーザー インターフェイスでは、確率分布の累積分布関数 (cdf) または確率密度関数 (pdf) のプロットを対話的に作成します。パラメーター値を指定するか、対話型のスライダーを使用して、パラメーター値の変更がプロットの形状に与える影響を確認してください。

必要な製品

  • MATLAB®

  • Statistics and Machine Learning Toolbox™

メモ:disttoolは、MATLAB Online™において印刷、コード生成、データ インポートの各機能を提供していません。

確率分布関数 アプリを開く

  • コマンド プロンプトでdisttoolと入力します。

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この例では、確率分布関数ユーザー インターフェイスを使用して、さまざまな確率分布およびパラメーター値について cdf および pdf プロットの形状を確認する方法を示します。

確率分布関数ユーザー インターフェイスを開きます。

disttool

インターフェイスが開き、正規分布の cdf のプロットが表示されます。初期パラメーター設定はMu = 0およびSigma = 1です。

[関数タイプ]ドロップダウン メニューから[PDF]を選択して、同じパラメーター値による正規分布の pdf をプロットします。

位置パラメーターMuの値を 1 に変更します。

パラメーター値が変化すると、プロットの形状も変化します。また、Xの値は変化しませんが、新しいパラメーター値により密度の値が変化します。

[分布]ドロップダウン メニューを使用して、分布タイプを[正規]から[ワイブル]に変更します。

プロットの形状がパラメーターの名前および値とともに変化します。

パラメーター

分布名をドロップダウン リストから選択して、確認する確率分布を指定します。ドロップダウン リストには、[正規][指数][ポアソン][ワイブル]など約 25 個の確率分布オプションが含まれています。

ドロップダウン リストから関数名を選択することにより、確率分布関数のタイプを[CDF](累積分布関数) または[PDF](確率密度関数) として指定します。

目的とする累積分布関数 (cdf) の値を [0,1] の範囲内の数値で指定します。対応する確率変数の値がプロットの下の[X]フィールドに表示されます。また、[X]への値の指定も可能で、その場合は[確率]の値が自動的に更新されます。

このオプションは、[関数タイプ][CDF]の場合のみ表示されます。[関数タイプ][PDF]の場合、指定した[X]の値における確率密度がプロットの左に表示されます。

目的とする確率変数を数値で指定します。[関数タイプ][CDF]の場合、対応する累積分布関数 (cdf) の値がプロットの左の[確率]フィールドに表示されます。また、[確率]への値の指定も可能で、その場合は[X]の値が自動的に更新されます。[関数タイプ][PDF]の場合、対応する確率密度の値がプロットの左に表示されます。

パラメーターの境界および値を数値で指定します。各列には、1 つのパラメーターの上限、値および下限に対応するフィールドが含まれています。使用可能なパラメーターの名前と数は、[分布]ドロップダウン リストで指定した分布に基づいて変化します。たとえば、[正規]分布を選択した場合、disttoolは 2 つの列を有効にします。[Mu]パラメーターについての 1 列と[Sigma]パラメーターについての 1 列です。[指数]分布を選択した場合、disttoolでは[Mu]パラメーターについての列が有効になります。

ヒント

(y 軸の)[X]の値、または (x 軸の)[確率]または[密度]の値を変更するには、次のようにします。

  • 目的の値を[確率]フィールドまたは[X]フィールドに入力します。

  • 対象となるプロットの点をクリックします。または、

  • 基準線をクリックしてプロット内でドラッグします。

バージョン履歴

R2006a より前に導入