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waverec2

2 次元ウェーブレット再構成

    説明

    x= waverec2(c,s,wname)は、ウェーブレット分解構造 [c,s] とwnameで指定されたウェーブレットに基づいて、行列xのマルチレベル ウェーブレット再構成を実行します。wavedec2を参照してください。

    x = waverec2(c,s,wname)x = appcoef2(c,s,wname,0)と等価です。

    x= waverec2(c,s,LoR,HiR)は、指定されたローパス ウェーブレット再構成フィルターLoRとハイパス ウェーブレット再構成フィルターHiRをそれぞれ使用してxを再構成します。

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    イメージを読み込みます。

    loadwoman

    sym4ウェーブレットを使用して、イメージのレベル 2 ウェーブレット分解を実行します。

    wv ='sym4'; [c,s] = wavedec2(X,2,wv);

    ウェーブレット分解構造からイメージを再構成します。

    xrec = waverec2(c,s,wv);

    完全再構成されているかチェックします。

    max(abs(X(:)-xrec(:)))
    ans = 2.0989e-10

    入力引数

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    ウェーブレット分解ベクトル。実数値のベクトルとして指定します。ベクトルcには、Approximation 係数と Detail 係数がレベルごとに格納されます。ブックキーピング行列sを使用してcが解析されます。wavedec2を参照してください。

    データ型:single|double

    ブックキーピング行列。整数値の行列として指定します。行列sには、各レベルのウェーブレット係数の次元が格納されます。ウェーブレット分解ベクトルcの解析に使用されます。wavedec2を参照してください。

    データ型:single|double

    解析ウェーブレット。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。

    メモ

    waverec2では、タイプ 1 (直交) とタイプ 2 (双直交) のウェーブレットのみがサポートされます。直交ウェーブレットと双直交ウェーブレットの一覧については、wfiltersを参照してください。

    ウェーブレット再構成フィルター。偶数長の実数値ベクトルのペアとして指定します。LoRはローパス再構成フィルター、HiRはハイパス再構成フィルターです。LoRHiRの長さは等しくなければなりません。詳細については、wfiltersを参照してください。

    ヒント

    • csがインデックス付きイメージの解析またはトゥルーカラー イメージの解析から取得される場合、xはそれぞれ m 行 n 列の行列または m x n x 3 の配列です。

      イメージ形式の詳細については、imageimfinfoのリファレンス ページを参照してください。

    拡張機能

    バージョン履歴

    R2006a より前に導入