Main Content

このページの翻訳は最新ではありません。ここをクリックして、英語の最新版を参照してください。

zpk

デジタル フィルターの零点-極-ゲイン表現への変換

説明

[z,p,k] = zpk(d)は、デジタル フィルターdに対応する零点、極およびゲインをそれぞれベクトルzpおよびスカラーkとして返します。

すべて折りたたむ

通過帯域周波数 75 kHz、通過帯域リップル 0.2 dB をもつ、次数 8 のハイパス FIR フィルターを設計します。サンプルレートを 200 kHz に指定します。このフィルターの零点、極およびゲインを求めます。

hpFilt = designfilt('highpassiir',“FilterOrder',8,...'PassbandFrequency',75e3,'PassbandRipple',0.2,...'SampleRate',200e3); [z,p,k] = zpk(hpFilt)
z =8×11 1 1 1 1 1 1 1
p =8×1 complex-0.6707 + 0.6896i -0.6707 - 0.6896i -0.6873 + 0.5670i -0.6873 - 0.5670i -0.7399 + 0.3792i -0.7399 - 0.3792i -0.7839 + 0.1344i -0.7839 - 0.1344i
k = 1.2797e-05

入力引数

すべて折りたたむ

デジタル フィルター。digitalFilterオブジェクトで指定します。デジタル フィルターを周波数応答仕様に基づいて生成するには、関数designfiltを使用します。

例:d = designfilt('lowpassiir','FilterOrder',3,'HalfPowerFrequency',0.5)は、正規化された 3 dB の周波数 0.5π ラジアン/サンプルをもつ 3 次のバタワース フィルターを指定します。

出力引数

すべて折りたたむ

フィルターの零点。列ベクトルとして返される。

データ型:double

フィルターの極。列ベクトルとして返される。

データ型:double

フィルターのゲイン。実数スカラーとして返される。

データ型:double

R2014a で導入