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tf

デジタル フィルターの伝達関数への変換

説明

[num,] = tf(d)は、デジタル フィルターdを分子ベクトルおよび分母ベクトルに変換します。

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通過帯域周波数が 75 kHz、通過帯域リップルが 0.2 dB の 6 次ハイパス FIR フィルターを設計します。サンプルレートを 200 kHz に指定します。等価な伝達関数の係数を計算します。

hpFilt = designfilt('highpassiir',“FilterOrder”,6,...'PassbandFrequency',75e3,'PassbandRipple',0.2,...'SampleRate',200e3); [b,a] = tf(hpFilt)
b =1×70.0003 -0.0019 0.0048 -0.0064 0.0048 -0.0019 0.0003
a =1×71.0000 4.0580 7.5656 8.1243 5.2561 1.9348 0.3164

入力引数

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デジタル フィルター。digitalFilterオブジェクトで指定します。デジタル フィルターを周波数応答仕様に基づいて生成するには、関数designfiltを使用します。

例:d = designfilt('lowpassiir','FilterOrder',3,'HalfPowerFrequency',0.5)は、正規化された 3 dB の周波数 0.5π ラジアン/サンプルをもつ 3 次のバタワース フィルターを指定します。

出力引数

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分子係数。行ベクトルとして返される。

データ型:double

分母係数。行ベクトルとして返される。

データ型:double

バージョン履歴

R2014a で導入