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wblrnd

説明

r= wblrnd(a,b)は、スケールa、形状bのワイブル分布から乱数を生成します。

r= wblrnd(a,b,sz1,...,szN)は、ワイブル分布から乱数の配列を生成します。ここで、sz1,...,szNは各次元のサイズを示します。

r= wblrnd(a,b,sz)は、ワイブル分布から乱数の配列を生成します。ここで、サイズ ベクトルszsize(r)を指定します。

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スケール4、形状3のワイブル分布から単一の乱数を生成します。

r = wblrnd(4,3)
r = 2.3582

スケール3、形状値15のワイブル分布から抽出した乱数から成る 1 行 5 列の配列を生成します。

a1 = 3; b1 = 1:5; r1 = wblrnd(a1,b1)
r1 =1×50.6147 0.9437 3.8195 1.6459 2.5666

配列の次元を指定する場合、これらはスカラー拡張後のaおよびbの次元と一致しなければなりません。

スケール値16、形状値510のワイブル分布から抽出した乱数から成る 1 行 6 列の配列を生成します。

a2 = 1:6; b2 = 5:10; sz1 = 1; sz2 = 6; r2 = wblrnd(a2,b2,sz1,sz2)
r2 =1×61.1841 2.0836 2.7912 2.7026 3.4531 6.3799

スケール4、形状5のワイブル分布から抽出した乱数から成る 2 行 3 列の配列を生成します。

sz = [2 3]; r3 = wblrnd(4,5,sz)
r3 =2×31.9817 3.7486 4.5729 2.1395 2.9624 3.8841

入力引数

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ワイブル分布のスケール パラメーター。正のスカラー値、または正のスカラー値の配列として指定します。

複数の分布から乱数を生成するには、配列を使用してabを指定します。入力引数aおよびbのいずれかまたは両方が配列である場合、配列のサイズは同じでなければなりません。この場合、wblrndは配列入力と同じサイズの定数配列に各スカラー入力を拡張します。rの各要素は、aおよびb内の対応する要素によって指定された分布から生成された乱数です。

例:[1 2 3 5]

データ型:single|double

ワイブル分布の形状パラメーター。正のスカラー値、または正のスカラー値の配列として指定します。

複数の分布から乱数を生成するには、配列を使用してabを指定します。入力引数aおよびbのいずれかまたは両方が配列である場合、配列のサイズは同じでなければなりません。この場合、wblrndは配列入力と同じサイズの定数配列に各スカラー入力を拡張します。rの各要素は、aおよびb内の対応する要素によって指定された分布から生成された乱数です。

例:[1 1 2 2]

データ型:single|double

各次元のサイズ。整数の引数として個別に指定します。

abが配列である場合、sz1,...,szNで指定された次元とaおよびbの次元は一致していなければなりません。sz1,...,szNの既定値はabの次元です。

  • 単一の値sz1を指定した場合、rはサイズsz1sz1列の正方行列になります。

  • いずれかの次元のサイズが0または負である場合、rは空の配列になります。

  • 2 次元を超える場合、wblrndはサイズ1の後続次元を無視します。たとえば、wblrnd(2,5,3,1,1,1)は、スケール2かつ形状5の分布に従う乱数から成る 3 行 1 列のベクトルを生成します。

例:3,5

データ型:single|double

各次元のサイズ。整数の行ベクトルとして指定します。

abが配列である場合、szで指定された次元とaおよびbの次元は一致していなければなりません。szの既定値はabの次元です。

  • 単一の値 [sz1] を指定した場合、rはサイズsz1sz1列の正方行列になります。

  • いずれかの次元のサイズが0または負である場合、rは空の配列になります。

  • 2 次元を超える場合、wblrndはサイズ1の後続次元を無視します。たとえば、wblrnd(2,5,[3 1 1 1])は、スケール2かつ形状5の分布に従う乱数から成る 3 行 1 列のベクトルを生成します。

例:[3 5]

データ型:single|double

出力引数

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ワイブル乱数。スカラー値、またはsz1,...,szNszのいずれかによって指定された次元数のスカラー値の配列として返されます。rの各要素は、aおよびb内の対応する要素によって指定された分布から生成された乱数です。

代替機能

  • wblrndはワイブル分布専用の関数です。Statistics and Machine Learning Toolbox™ には、さまざまな確率分布をサポートする汎用関数randomもあります。randomを使用するには、確率分布の名前とパラメーターを指定します。分布専用の関数wblrndは汎用関数randomより高速です。

  • 乱数を対話的に生成するには、乱数発生用ユーザー インターフェイスrandtoolを使用します。

拡張機能

バージョン履歴

R2006a より前に導入