主要内容

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カメラキャリブレーター

単一カメラの幾何学的パラメーターの推定

説明

カメラキャリブレーターアプリケーションによって,カメラの内部,外部およびレンズ歪みのパラメーターを推定できます。これらのカメラパラメーターはさまざまなコンピュータービジョンアプリケーションに使用できます。これらのアプリケーションは,イメージからレンズ歪みの影響を除去する,平面オブジェクトを測定する,複数のカメラからの3次元シーンを再構成するなどを行います。

カメラキャリブレーターアプリを開く

  • MATLAB®ツールストリップ:[アプリ]タブで,[イメージ処理とコンピュータービジョン]の下にあるアプリアイコンをクリックします。

  • MATLABコマンドプロンプト:cameraCalibratorと入力します。

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この例では,カメラキャリブレーターアプリを開く2つの方法について説明します。

MATLABコマンドラインでcameraCalibratorと入力するか,MATLABデスクトップの[アプリ]タブから選択します。

関連する例

プログラムによる使用

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cameraCalibratorによってカメラキャリブレーターアプリが開かれます。このアプリを使用して,イメージからレンズ歪みの影響を除去するために必要なパラメーターを計算できます。

cameraCalibrator (imageFoldersquareSizeは,アプリを開き,指定されたフォルダーからキャリブレーションイメージを読み込み,イメージに含まれるチェッカーボードの正方形のサイズを指定します。squareSize入力は,ミリメートル単位のスカラーでなければなりません。

cameraCalibrator (imageFoldersquareSizesquareSizeUnitsは,アプリを開き,キャリブレーションイメージを読み込み,チェッカーボードの正方形のサイズおよび正方形のサイズの単位を指定します。squareSizeUnits入力は,“毫米”(既定値)、“厘米”,または“英寸”として指定しなければなりません。

cameraCalibrator (___highDistortionは,前の構文の説明に従ってアプリを開くことに加え,逻辑のhighDistortionで強い歪みの有無も指定します。イメージに強い歪みが含まれているときは,highDistortion真正的に設定します。これは,広角カメラで一般的です。イメージに強い歪みが含まれていないときは,highDistortion(既定値)に設定します。

cameraCalibrator (sessionFileは,アプリを開き,保存済みのカメラキャリブレーションセッションを読み込みます。sessionFileを,保存済みのセッションファイルの名前に設定します。名前には,保存済みのセッションが格納されている垫ファイルへのパスが含まれていなければなりません。

R2013bで導入